茅野市天然記念物の「社叢」 強風で損傷

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強風で幹が折れたみさく神境内のカヤの木

茅野市高部の神長官守矢家敷地内にある市指定天然記念物「みさく神境内社叢」が今月上旬の強風で損傷していたことが17日、分かった。市教育委員会は20日に市文化財審議委員会の現地視察を行い、26日の定例教育委員会に報告する予定。市教委は損傷した木の養生や処理を検討する方針だ。

市教委によると、6日午前11時ごろ、強風でイチイ科のカヤ(目通り周囲2・25メートル)が折れた。木の中ほどで二つに分かれている幹2本のうちの1本(最大直径約40センチ、長さ3~4メートル)で、翌7日までに撤去された。樹齢は約90年だった。市教委は「周囲の社殿や樹木に毀損はなかった」としている。

市教委発行の「茅野市の文化財」によると、社叢は1980年3月に市天然記念物に指定された。クワ科のカジノキ2本(目通り周囲1・7メートルと1・1メートル)、カヤ1本、ブナ科のクリ1本(同2・8メートル)で構成し、中でも諏訪大社の神紋になっているカジノキは「これだけの大きなものが残っていることは珍しく貴重」とされている。

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