湯川バイパス建設進む 県諏訪建設事務所

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湯川バイパス建設地

県諏訪建設事務所が2021年の完成を目指す国道152号・湯川バイパスの建設工事が茅野市北山で進んでいる。工事進捗率は事業費ベースの約31%。工事が先行する音無川左岸では本線の姿が見え始め、バイパスに寄せる地域住民の期待も高まっている。

湯川バイパスは、先行整備された柏原バイパスと広域農道八ケ岳エコーラインを結ぶ延長2・6キロ。湯川集落を西側にう回する形で幅10・5メートルの道路を新設し、片側に幅2・5メートルの歩道を設ける。途中の追出川と滝の湯川には橋を架ける計画だ。総事業費は17億円で、財源には国の防災・安全交付金を活用する。

湯川集落を走る現道は幅7メートルほどで、通学路だが十分に歩道がない。白樺湖・車山高原に通じる観光道路でもあり観光バスなど大型車が多数行き交う。県は同事業で地域住民の安全と観光シーズンの渋滞解消を目指している。

工事は2016年11月に着手。柏原バイパス側から追出川まで音無川左岸の約1キロ区間を中心に、道路の盛り土や追出川の橋の下部工が行われている。16~17年度は東城組、遠藤建機、常富興業(以上、茅野市)、スワテック建設(諏訪市)、興和工業(岡谷市)が工事を担当した。

地元の湯川バイパス建設委員会の柳澤源太郎委員長(72)は「工事がスムーズに進んでいてうれしく思う。(地元としても)地域の活性化や健康長寿につながる道路の活用策を検討していきたい」と話した。県諏訪建設事務所整備課は「地域の皆さんの協力のたまもの。今後も引き続き安全施工を心掛けていきたい」としている。

同課は工事完成に合わせて道路の仕上げ舗装を行い、全線を一斉に開通させる計画。安全を考慮して部分的な供用開始はしない方針だ。

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