駒ケ根高原に小水力発電所 9月末、運用開始

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駒ケ根市の総合建設業ヤマウラは19日、同市菅の台にある古城公園内に小水力発電所を建設すると発表した。公園脇を流れる篭ケ沢の水を活用し、一般家庭約200世帯分の年間電力量に当たる最大出力158キロワットの設備を予定。すでに一部着工しており、9月29日の運用開始を計画している。

同社は電力会社などの取水設備の設計、製作のほか、昨年完成した県上伊那地域振興局の春富小水力発電所(伊那市)など小水力発電の企画提案、建設などに取り組んでいるが、自社の小水力発電所の建設は初めて。開発や施工、運転、管理など一連の事業を自社で行うことで、人材育成や新たな事業展開に結び付ける狙い。第4次総合計画で民間活力による小水力発電導入の推進を掲げる駒ケ根市も河川利用などの面で協力する。

説明によると、発電所の名称は「駒ケ根高原水力発電所」。公園から約800メートル上流の篭ケ沢から毎秒0・14立法メートルを取水する。有効落差は145・9メートル。国の再生可能エネルギー固定価格買取制度を活用し全量売電する。総事業費は約3億5000万円。

同社エンジニアリング事業部の山下良一事業部長は「再生可能エネルギーへの需要が高まる中、より良い提案ができるよう、新たな発電所を活用して技術やノウハウの蓄積を図りたい」としている。

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