2018年4月22日付

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一気に夏日となった21日。屋外にいて、風に気持ち良さを感じられたのは午前11時ぐらいまでだったような気がする。空気が暖かくなってきたと思ったら、昼すぎには、言葉の通り夏を思わせる陽気になった▼多彩な花が伊那谷を埋める季節。平地では桜が終わり、代わってハナモモやレンギョウが鮮やかに里を彩っている。街路樹として植えられているハナミズキも開花した。上伊那南部の果樹園ではナシの花があっという間に満開となり、リンゴの花も咲き始めている▼県南信農業試験場が20日に発表した果樹生態調査によると、今年は全般的に6~8日早く、ナシはおおむね平年より1週間ほど進んでいるという。種類によっては既に落花期に入っているものもあるそうだ。この時期なら盛んに行われているはずの人工授粉作業も、もう終盤なのかもしれない▼15日に告示された伊那市長選は、例年なら高遠城址公園の桜の見頃と重なるため、全国から訪れる観桜客の混雑を考慮した選挙になりかねなかったという。ところが今年の桜は、開花も、満開までのスピードも記録的。ほとんど影響もなく選挙戦を終え、きょうの投開票を迎えた▼告示から7日間、現新3氏の舌戦も、市民の反応も、思っていたより静かだった印象がある。同日選だった市議選が無投票に終わったことも理由の一つだろう。さて、伊那谷にもう一つ花を咲かせるのは誰になるか。

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