ラリチャレ安全祈願 豊田社長が聖光寺参拝

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聖光寺境内で報道陣の取材に応じるトヨタ自動車の豊田章男社長

トヨタ自動車の豊田章男社長(62)が21日、茅野市北山の聖光寺(松久保秀胤住職)を参拝し、22日に茅野市で初めて開く「TOYOTA GAZOO Racing(TGR)ラリーチャレンジin八ケ岳茅野」の安全を祈願した。境内で報道陣の取材に応じ、「交通事故をゼロにすることをど真ん中に考える場所」と語り、蓼科の重要性を強調した。

自身も「モリゾウ」というライセンス名でラリーに出場する。黒色のチームウエアで桜が満開の境内を訪れ、本堂前で手を合わせた。聖光寺には毎年7月に参拝しているが「桜を見たのは初めて」という。自動運転の技術開発を行う新会社の第1回取締役会を蓼科で開いたとし、安全を考える重要な場所であると指摘。自動運転の実現では「交通事故をゼロにすること、『愛車』と言ってもらえる自動車を作り続けることにこだわりたい」と述べた。

茅野市については「トヨタ自動車とご縁がある土地。自然が豊かで東京や中部地区から同じくらいの時間で来られる良い場所だ。もっといろんな形でプロモートできると思う」と話した。

諏訪地域の中小企業との連携を問われ、「ものづくりは大きな変革に直面している。技能と技術と情熱でチャンスが出てくる。問題は大企業との距離感だ。大企業が自ら動いて力を借りることを積極的にやりたい。実際は難しく時間は掛かるが言わなかったら絶対にできない。日本全体のものづくりが元気が出ること、未来に向けてアクセルを踏めることを大切にしたい」と力を込めた。

選手としては「ラリーは公道を走るので街と近い。初めて走る茅野市でどんな笑顔と遭遇できるか楽しみ」とし、「笑顔で安全に最後まで走り抜く」と抱負を述べた。

聖光寺は1970年7月、旧トヨタ自動車販売の神谷正太郎社長(故人)の発案を受け、交通事故の撲滅を願って建立された。毎年7月には豊田社長ら関係者が一堂に会し、安全な交通社会の構築を祈願する。

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