元諏訪市職員の笠原さん 復興支援で石巻市へ

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金子ゆかり市長から任期付職員(派遣)の辞令を受ける笠原敏彦さん(右)

諏訪市が公募した東日本大震災の被災地・宮城県石巻市の復興支援を行う任期付職員(派遣)の辞令交付式が23日、市役所であった。金子ゆかり市長が今年3月末まで同市企画部危機管理室長を務めていた元職員の笠原敏彦さん(59)=同市神宮寺=に辞令を手渡した。笠原さんは「(現地で)できることを1年間精いっぱいやってきたい」と抱負を述べた。

市は昨年12月に石巻市の復興・復旧業務に取り組む任期付職員を公募し、笠原さんを含む2人が応募。防災知識が豊富な笠原さんを採用した。市は2017年度にも1人職員を派遣し、今回で2人目の派遣。今年5月1日付の採用で来年3月末まで石巻市の現地職員として防災支援などに当たる。

笠原さんは1978年に諏訪市消防本部(現・諏訪消防署)の職員となり、その後は市の危機管理室などに所属して合わせて40年間、地域の防災業務に携わってきた。退職前の5年間は危機管理室長を務め、3月末に退職した。

これまで、石巻市の住民を諏訪市に招く「リフレッシュツアー」に同行するなど計5回現地を訪れた。被災地の復興支援に携わりたいと派遣職員に応募。今月24日に石巻市に出発し、現地では派遣職員向けの住宅で生活する。

金子市長は「これまで積み上げてきたノウハウを十分に発揮し、(現地での)活躍を期待している。慣れない土地での生活だと思うのが体調には気を付けてほしい」とエールを送った。

笠原さんは「宮城県の中でも石巻市は被害が大きく(復興の)課題が多い。現地のいろんな方と接することで、(復興に対する)違う見方や感じ方もできると思う」と話し、新たな視点での支援に臨みたい考えだ。

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