中川村にシェアオフィス 移住や定住視野に

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民家を改装して整備した「中川村お試しシェアオフィス」

中川村は人口増加や産業振興の一環で、複数の事業所や個人が仕事場として利用しながら地域と交流するための施設「中川村お試しシェアオフィス」を同村片桐上前沢に整備した。同施設は2013年に所有者が村へ寄贈した住宅で、利用者の利便性を考えて室内をフローリングにするなど改装。村と都会に住む人とをつなぐ空間としての利用を期待し、都市部などの起業家への活用を促している。5月からの運用を前に、今月29日に現地で開所式が開かれる。

同オフィスは田舎での仕事の可能性を試すための貸事務所的な役割で、複数の事業者が期間を区切って利用できる施設。入居者と地元商工業者などとの交流の場としても活用し、新たな仕事づくりにつなげていく。入居者の将来的な村内移住、定住を視野に入れて、初めて整備した。

施設は木造平屋建て住宅、木造2階建て住宅の延べ床面積約280平方メートル。平屋建て住宅に三つの個室、事業者が共有できる大部屋や会議室、ダイニング、2階建て住宅に印刷室やフリースペース、倉庫などを整備した。無線通信Wi―Fi(ワイファイ)や大型プリンターも完備する。

昨年7月から、都内でシェアオフィスを利用する人らをメンバーに検討会を開き、内装のデザインや空間の活用法を話し合ってきた。11月着工で、今年3月完成。総事業費は備品購入費など含め約3700万円で、国の地方創生拠点整備交付金を活用した。

村の担当者は「村外の人がシェアオフィスで仕事をすることで移住、定住につながれば理想。多くの人が集まることで、新たな仕事の創出にも期待したい」としている。

一般公開は5月3日午前10時~正午。問い合わせは村むらづくり係(電話0265・88・3001)へ。

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