地域発展に貢献誓う 諏訪東京理科大開学式

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新たなスタートを祝った開校式

4月1日に公立大学法人化した公立諏訪東京理科大(茅野市)の開学式が27日、JR茅野駅前の茅野市民館で行われた。諏訪6市町村や県、大学の関係者ら約150人が参加。公立大学としての新たなスタートを祝い、地域の発展に貢献することを誓った。

大学の設立母体で、6市町村でつくる諏訪広域公立大学事務組合の柳平千代一組合長(茅野市長)は「公立化はゴールではなくスタート。魅力ある大学としてこの地に根付くことが目指す姿だ。その環境を皆さんとともに作っていきたい」と式辞を述べた。

続いて、公立大学法人公立諏訪東京理科大の唐澤範行理事長が「特長があり注目される大学として認知され、全国から優秀な学生が集まる大学を目指す」とあいさつ。河村洋学長は「地域との連携を深め、学内の力を合わせ、地元のみならず全国、グローバルに優秀な学生を集め、この地に送り出す公立大学の使命を果たしたい」と語った。

来賓の阿部守一知事は「高等教育振興に力を入れ、しっかり支援をしていく。地域の核として県と連携協力を」と呼び掛け、3月まで同大を運営してきた学校法人東京理科大の本山和夫理事長は「別法人となるが同じルーツを持つ大学。教育研究などさまざまな分野で連携協力を維持したい」と話した。野村稔県経営者協会副会長らも祝辞を寄せ、大学の発展や産学連携に期待した。

学生を代表して、工学部コンピュータメディア工学科4年の浅原一熙さん(21)が「常に高い志を持ち、学生全員が自分自身の夢に向かって大きく前進し、公立諏訪東京理科大の卒業生として恥ずかしくない研さんを積む」と決意を語った。

閉会後は、東京理科大理数教育研究センター長で数学者の秋山仁教授が「諏訪から世界へ、世界から諏訪へ」と題して講演した。

前身は、諏訪圏や県、産業界の要望を受けて1990年に創設した東京理科大諏訪短大。2002年に4年制化した。公立化に伴い2学部4学科を工学部2学科に再編し、人工知能やIoTなどの情報応用分野、先進的な機械電気分野、マネジメントの教育・研究を進める。入学定員は従来と同じ300人。

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