諏訪湖 13年ぶり湖底調査

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諏訪湖の湖底調査を行う測量船

県諏訪建設事務所は諏訪湖全域の湖底調査を13年ぶりに実施している。流入する土砂の堆積状況などを調べ、今後の事業展開の基礎資料にする。測量船が湖内を行き来し、音波を使って湖底のデータを蓄積している。

船には全地球測位システム(GPS)を先端に取り付けた支柱が立ち、反対側の水中には水深約80センチの地点から音波を放射状に随時発する機器を取り付けている。湖底で反射したデータを集めた水深や湖底の形状を把握する。

測量船は南北方向に岸近くから反対側の岸近くまでほぼ直線的にゆっくり動き、連続測定している。測量作業は4月上旬から始まり、ゴールデンウイーク後の7日から再開。5月末ごろを目標に測定を続ける。

県諏訪建設事務所によると、近年の湖底測定は05年と1981年に実施しており、この2回の結果を比較すると、年平均で2センチ程度、土砂などが堆積したと推定できるという。諏訪湖の総合計画「諏訪湖創生ビジョン」によると、水深は最大7・2メートル、平均4・7メートルと明示している。今回の測量結果を踏まえて堆積状況などを確認し、貧酸素対策や治水、利水目的のしゅんせつの必要性を判断する検討材料にする。

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