70回記念で踊りや催し新調 辰野ほたる祭り

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「たつのぴっかり踊り」の新しい振り付けを披露する芸能協会のメンバー

辰野町で6月16~24日に開く「第70回信州辰野ほたる祭り」に向け、町や町商工会、観光関係者らでつくる実行委員会の準備が本格化してきた。蛍の名所・松尾峡では、ゲンジボタルの幼虫上陸調査がスタート。イベントでも、町民踊りにコンテストを採用して振り付けを一部更新したり、メーン会場の地元出店の環境を充実させたりと、趣向を凝らした企画を進める。今月上旬から県内各所で誘客キャンペーンも行い、住民と観光客がともに楽しめる祭りをつくり上げていく。

幼虫上陸調査の結果は、夏の成虫発生予測につながる基礎データとなる。町産業振興課によると、4月5日に幼虫を初めて確認して以降、雨の日を中心にまとまった数の上陸が見られ、同11日には5000匹を超えた。昨年より1週間ほどペースが早く「祭り期間の少し前から前半にかけて、最初の乱舞がピークになりそう」と見込んでいる。

呼び物の町民踊り「たつのピッカリ踊り」は、70回記念企画としてコンテストを実施し、優秀各連を表彰する。3種類の踊りのうち、町芸能協会に依頼して第3部「龍の大地に集う者」の振り付けを変更。アップテンポだった基本形にゆったりとしたなめらかな動きを取り入れ、幅広い世代が踊りやすい内容にした。在住地を問わずに個人参加できる「自由連」も設ける。

ほかにも、住民を挙げて観光客を歓待する「おもてなし宣言」を継続。JR辰野駅隣り のお祭り広場では、実行委が 貸し出すテントを並べて同じ色ののぼり旗を掲げ、住民や町内業者による出店通りに統一感を出してPRする。

誘客キャンペーンは県内の主要駅や大学で行い、実行委メンバーに町イメージキャラクター「ぴっかりちゃん」も加わって来場を呼び掛ける。町内企業の支援でLED化した、ゲンジボタルを模した大城山のイルミネーションも近く点灯を始める予定。

大会長の武居保男町長は「先人たちが町のにぎわいを願い続けてきた祭りも第70回の節目。みんなで力を合わせて一大イベントを成功させたい」としている。

踊りは、新しい振り付けを収録したDVDを無料で貸し出すほか、芸能協会の出前指導の希望も受け付ける。問い合わせは町商工会の実行委事務局(電話0266・41・0258)へ。

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