伊那市新山保育園建て替えを 署名活動開始へ

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老朽化が指摘される新山保育園の園舎

老朽化が指摘される新山保育園の園舎

伊那市富県にある新山保育園の保護者会(細井道浩会長)と新山地区の住民組織「新山定住促進協議会」(北原博美会長)は、市に対し同保育園の建て替えを求める署名活動を始める。地域活性化や移住定住促進を進める上で保育園は最も重要な施設―とし、住民の総意として市保育園整備計画への明確な位置付けを求めたい考えだ。

市子育て支援課によると、新山保育園の園舎は1964年の建設で、市内の公立保育園では最も古い。市は保育園整備計画の後期計画(2016~20年度)で、同施設について「非耐震構造の建物で、使用し続けるのであれば改修が必要」と整備の必要性を認めている。

一方、園児数減少で休園となった経過などから「施設整備基準に見合う園児の確保が続くか不透明な状況」と指摘。「園児数が将来にわたり確保できる見込みとなった場合には、施設の大規模な改修や改築について検討する必要がある」とし、具体的な改修時期などは示していない。

保護者会と協議会は「園の再開の際はトイレや屋根の改修など市に配慮してもらったが、すき間風や湿気がひどい」と強調。園児の確保についても、再開から3年目となる今年度の入園希望は、市が休園の目安とする定員の半数に当たる20人を大きく上回る31人となった点や、移住希望者の問い合わせが増えていることなどを伝えたい考えだ。全戸に協力を呼び掛け、6月上旬から署名を集める。

保護者会の細井会長は「子どもたちが 安心して過ごせる環境を整えたい」。協議会の境久雄運営委員長も「新山にとって保育園は 小学校と並び最も大切な施設。市の田舎暮らしモデル地域として魅力を発信していくためにも、地域の声を届け建て替えを検討してもらいたい」としている。

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