漆芸の大作「春暁」を寄贈 竹森公男さん

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諏訪市に寄贈された漆作品「春暁」と竹森さん(左から2人目)

漆芸作家の竹森公男さん(69)=諏訪市湖南南真志野=が、日本現代工芸美術展に出品した漆作品「春暁」を諏訪市に寄贈した。作品を展示した湖南公民館で7日に式典があり、竹森さんが金子ゆかり市長らに半年をかけて制作した作品を解説した。

竹森さんは下諏訪町出身で、1980年に現在の南真志野に移住。会社勤務の傍ら彫漆家の故小口正二さん=諏訪市名誉市民=から教えを受け、漆芸の技術を磨いてきた。日展で特選に選ばれるなどし、2017年には準会員(無鑑査)になった。

竹森さんが市の施設に作品を寄贈するのは今回で4点目。作品の大きさは縦160センチ、横120センチの100号。諏訪地方の朝焼けを山々と夜空に浮かぶ月を並べて表現し、漆特有の光沢が早春の雰囲気を醸し出している。

金子市長はあいさつで「公民館に掛けていただくことで、芸術を身近に感じてくれる方がいればうれしい。大切に保存していきたい」と述べ、感謝した。

竹森さんは地域に恩返ししたいと、寄贈を決めたといい、「多くの方に作品を見てもらい、漆を身近に感じてもらえればありがたい」と多くの来館を呼び掛けていた。

寄贈作品は同公民館の老人児童室に常設展示する。土曜の午後と日曜日は閉館日。

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