PET‐CTでがん早期発見を 伊那中央病院

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伊那中央病院に導入され、検診の受け入れも始まる「PET-CT」

伊那中央病院(伊那市)は14日から、放射線検査装置「PET‐CT」を使った検診を開始する。微小ながんの早期発見につながり、上伊那地方で初めて同装置を使った検診が可能になる。川合博病院長は「第3世代といわれる最新機種で高精度。ぜひ地域の皆さんに利用してもらいたい」と話している。

陽電子放射断層撮影装置(PET)とコンピューター断層撮影装置(CT)を組み合わせたもので、同病院北棟の整備に合わせて県内8番目、上伊那では初めて導入された。従来型よりも検査時間が短く、被ばく量も軽減できる最新型で昨年11月から稼働を開始。がんの再発、転移の外来患者で既に200件以上の実績を重ねている。

検診は完全予約制で月・水・金の各1人で、1日から予約を開始。8日現在で3人の申し込みがあり、年間の利用者を約150人と見込む。待機室は個室を完備するなど、プライバシーにも配慮している。料金は9万9900円。

従来PET‐CTの検診を受けるには、飯田市や諏訪市、松本市まで行く必要があったが、同病院の担当者は「来院者の負担を軽減する中で、がんの早期発見につなげていければ」と期待する。

伊那中央病院は地域がん診療連携拠点病院の指定も受けており、昨年10月には北棟が完成。放射線の治療や検査機器を充実させるなど、高度専門医療に向けての取り組みも進めている。

検診の予約、問い合わせは同病院(電話0265・72・3121)へ。

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