武井武雄を知ろう 第1弾企画富士見で20日

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ポスターを手に参加を呼び掛ける「諏訪の文化振興プロジェクト」のメンバー

諏訪地域の文化伝承と魅力発信に取り組む「諏訪の文化振興プロジェクト」(小口博正理事長)は20日、第1弾企画「武井武雄をもっと知ろう」を富士見町コミュニティプラザで開く。講演会や切り絵教室、外国語での読み聞かせなどを通じて、岡谷市出身の童画家武井武雄(1894―1983年)の世界を楽しむ。長野日報社など後援。入場無料。

地元ゆかりの芸術家や文化人たちが残した文化遺産を諏訪地域全体で分かち合い、子どもたちに受け継いでいこうと、諏訪地方の有志16人が昨年4月に発足したプロジェクトが初めて打ち出した本格的なイベント。今年度は岡谷市出身の武井に焦点を当てた。

武井は「童画」という言葉を生み出し、軽視されていた子ども向けの絵を芸術の域に高めた。大正~昭和期に童画、版画、刊本作品、玩具やトランプのデザインなど様々な芸術分野で活躍し、黒柳徹子さんをはじめ今も根強いファンがいる。作品の著作権は岡谷市が管理している。

当日は午後1時30分からイルフ童画館(岡谷市)の山岸吉郎館長が「武井武雄の童画の世界」と題して講演する。日達れんげさんの切り絵教室(午前10時、定員30人)や、英語やスペイン語などによる童話の読み聞かせ、野菜の色素でつくったクレヨン(計20セット)が当たる抽選会などを繰り広げる。

切り絵教室は日達さんの指導で武井風の切り絵作品に仕上げ、エコバッグかランチョンマットにプリントする。外国語で楽しむ童話体験は、富士見高原国際クラブの協力を得て行い、外国籍市民が諏訪の文化に触れたり、国際交流をしたりするきっかけにする狙いだ。子どもへの読み聞かせもある。

小口理事長は「日本中にファンがいる武井武雄さんをもっともっと地元の方に知っていただきたい」と話している。プロジェクトについては「実績を積み重ね、将来的には若い芸術家や長年文化活動をされてきた方々を表彰してスポットが当たるようにしたい」と語っていた。

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