特殊詐欺防止、美容業と連携 岡谷署

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県美容業生活衛生同業組合岡谷支部に渡された「安全・安心アドバイザー」の委嘱状

特殊詐欺被害を水際で食い止めるため、岡谷署は10日、県美容業生活衛生同業組合岡谷支部(北原征成支部長)に「安全・安心アドバイザー」を委嘱した。岡谷市、下諏訪町での特殊詐欺の被害や前兆事案に関する情報を、同支部加盟の美容室などにファクスで送信。接客業の特徴を生かし、店員が手口などをいち早く利用客に伝え、注意を呼び掛けてもらう。

同支部には2市町の37店舗が加盟する。各店に備え付けるファクスに同署から一斉送信される仕組み。実際に起きた事例として犯人が使った言葉や被害額、被害者の年代をはじめ、新しい手口なども紹介する。利用客から寄せられた前兆事案の情報については、同署へ連絡する。委嘱期間は来年5月末まで。

この日は、浅川博章署長らが同町立町の「cutroomジュミー」を訪問。代表して支部長の北原さん(55)に委嘱状を手渡し、「顔なじみの客とゆっくり話をする中で、身近な話題として伝えてほしい」と期待を寄せた。北原さんは「具体的で新しい情報をもらうことにより、顧客の安全の助けになると思う。全面的に協力していきたい」と述べた。

最初のファクスが届いた同店では、早速詐欺の話題に触れながら、来店客の髪をカット。近くに住む女性(75)は「公衆浴場によく行くので、みんなに広めたい」と話していた。

同署によると、岡谷市、下諏訪町で4月末までに認知した今年の特殊詐欺被害は2件で、前年同期と比べて1件増。被害総額は約59万円増の105万円となっている。

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