棚田で酒米を田植え 中川村の飯沼地区

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棚田で行われた田植え作業=中川村大草飯沼

傾斜地に階段状の棚田が広がる中川村大草の飯沼地区で12日、田植えが行われた。棚田を管理する飯沼農業活性化研究会の会員や関係者ら約40人が作業。同村の酒造会社米澤酒造の特別純米酒「今錦おたまじゃくし」に使用する酒米「美山錦」の苗を植えた。

同研究会は棚田の荒廃を防ぎ、美しい景観を守ろうと2004年に発足。地元の農家15戸が棚田を共同で管理し、酒米作りを通じて地域活性化を図っている。

晴天に恵まれたこの日は管理する棚田11枚(約50アール)のうち、一部で手植えも体験。地元の子どもたちや酒造会社の関係者も参加して、泥の感触を確かめながら丁寧に苗を植えていった。

酒米は9月中旬に収穫。同研究会では酒造りに使える1等米で約2.4トンの収穫を目標にしている。宮下明芳会長(75)は「会員の高齢化で管理が大変だが、酒造りのためにも栽培を続けていきたい。今年もおいしい酒ができるのを楽しみにしている」と話していた。

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