子育て支援早期対応 育ちあいちの開所1カ月

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子育てや家庭に関する相談を呼び掛ける「育ちあいちの」のスタッフたち

茅野市こども・家庭総合支援拠点「育ちあいちの」が、4月の開所から1カ月を迎えた。子育てや家庭に関する相談・支援体制を一本化したことで、早期対応につながっているほか、認知度も徐々に高まっていて、順調な滑り出しとなっている。市は気軽な利用を求めていて、「一人で悩む前に相談してもらえたら」と呼び掛けている。

同拠点は、市役所6階の市教育委員会こども部こども課内にある。既存の家庭児童相談室に同市本町東にあった発達支援センターを集約。学校教育課のスクールソーシャルワーカーを配置転換し、県配属の統括コーディネーターや教員・保育士資格を持つ経験豊富な相談員を新たに配置した。組織は課長を含め16人。

同拠点によると、子育てや子どもの発達、不登校などの相談と支援に当たる業務は基本的に従来通りだが、機能の集約化で組織間の連携や情報共有が迅速化し、より適切に対応できるようになった。統括コーディネーターを中心に、小中学校との連携も進んでいるという。

支援拠点の設置は児童や保護者の継続的な支援、児童虐待の発生予防に向けて、昨年4月施行の改正児童福祉法で努力義務とされた。市はこれまで、縦割りだった児童福祉と学校教育を統合して「こども部」を2012年度に創設し、14年度には発達支援センターも開設してきた。一方、子育てや家庭に関する問題の複雑化が進み、妊娠期から就学期までの切れ目ない相談支援体制や専門性の確保が課題になっていた。

山田利幸教育長は「保護者の方々や子どもたちが安心して心身ともに健やかに暮らせるようにサポートしていきたい。(拠点を設置したことで)速やかに対応できている」と手応えを感じている。市は6~7月をめどに相談室の改修などプライバシーを確保する環境整備も進める方針だ。

同拠点は子育てや子どもの発達、学校や家庭に関する相談を受け付けている。相談無料。開設時間は平日の午前8時30分~午後5時15分。問い合わせは、市教委こども課(電話0266・72・2101、内線615)へ。

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