航空機産業参入拡大へ 来月諏訪でフォーラム

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6月5日に開く「航空機産業拡大キックオフフォーラム」のチラシ

県は、成長が見込まれる航空機産業の中でも県内に集積する精密加工や電子・情報関連の技術、ノウハウが生かせる分野として、「航空機システム」への諏訪地方などの県内企業の参入拡大に向けた「航空機産業拡大キックオフフォーラム」を6月5日午後1時30分から諏訪市のRAKO華乃井ホテルで開く。参入を考えている企業をはじめ広く参加を呼び掛けている。

フォーラムを契機に今年度、航空機システム分野のうち、県内企業が取り組めるテーマを明確化していくための具体的な活動を展開する考え。航空機システムは機体とエンジンを除く装備品などで、操舵系や燃料供給システム、足回り、内装品など多岐にわたる。県は「県航空機産業振興ビジョン」に基づき、県内企業の参入を広げ、航空機システムの拠点形成を目指している。

今回のフォーラムでは、航空機システム製品を手掛ける多摩川精機(飯田市)前副会の萩本範文さんが「航空機システムの国産化を目指す、長野県産業の特長を生かした航空機システム産業の育成」と題して基調講演。炭田航空宇宙企画(名古屋市)所長の炭田潤一郎さんが「航空機システム国産化への取り組み」を演題に分科会講演する。このほか県産業労働部と、県の委託でフォーラムを主管するNPO法人諏訪圏ものづくり推進機構の担当者が参入企業拡大事業について話す。

今後は、参加企業を募って研究会組織の分科会を7月ごろスタートし、企業の強みを生かせるテーマの絞り込みを進める計画。加えて、航空機のメンテナンスに使われる代替品について、国内の航空会社と連携したビジネス化も模索するという。同推進機構は「航空機産業はハードルが高いが、チャレンジすることで会社のレベルを上げれば、航空機分野以外でも仕事の幅が広がることにつながると思う」としている。

フォーラムは参加無料。定員80人。希望者は25日までに申込書を同推進機構へファクスまたは電子メールで送る。問い合わせは同推進機構(電話0266・54・2588)へ。

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