「赤彦の会」発足 初回は柿蔭山房など学ぶ

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初回は柿蔭山房などについて学んだ「赤彦の会」

諏訪地方ゆかりのアララギ派歌人、島木赤彦について学ぶ学習グループ「赤彦の会」(西村増夫会長)は16日、下諏訪町にある赤彦の旧居宅「柿蔭山房」で発会の式を開いた。町内在住者を中心に18人の会員でスタート。会の運営方針などを確認した後、早速、講座を開いた。

講座の講師は、会顧問で島木赤彦研究会名誉会長の小口明さん=同町高木=と、赤彦の会会長の西村さん=同町星が丘=の2人が務めた。小口さんは柿蔭山房をテーマに話し、士族の住まいと農家の両方の構造を備えた家の間取りを紹介。赤彦が実際に住んだ期間は10年足らずと短いものの、ここで多くの歌を詠んだ、と指摘し、「柿蔭山房で密度の濃い日々を過ごしたのではないか」と説明した。

西村さんは赤彦の晩年の様子と、親交が深かった歌人斎藤茂吉が県内を訪れた際のエピソードについて話した。

赤彦の会は歌人や教師など赤彦の生涯にわたるさまざまな面を学び、多様な人との交流にも目を向け、赤彦の素顔を知る。2カ月に1回例会を開き、ゆかりの地を訪ねる研修会も開いていくという。

西村さんは発会の式で「いろいろな立場の人が赤彦を勉強してみたいと集まってくれた。誰でもいつでも入会できる会として運営していきたい」と述べた。

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