2016年05月04付

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力強さを増す日差しとともに、新緑がまぶしく輝き始めた。大型連休の前半は天候に恵まれ行楽地はにぎわい、田畑では農作業が本格化。活動的な季節の訪れを実感する▼きょうは「みどりの日」。2007年に4月29日から5月4日に移り、今年で10回目を迎えた。苗木の頒布会や里山ハイキングなど、この日を中心にした自然に親しむイベントも定着してきた▼今年は6月5日に、第67回全国植樹祭が県内で開かれる。長野市の主会場では、諏訪大社の「御柱祭」の御神木にも使われるウラジロモミの天皇陛下によるお手植えや、高遠城址公園を彩る桜として名高いタカトオコヒガンザクラの皇后陛下によるお手植えが行われるほか、岡谷市や伊那市など県下10会場でも記念植樹が予定されている▼伊那市は今年、次世代に豊かな自然や森林資源を引き継ぐための「50年の森林ビジョン」を策定した。森林資源が地域で循環する仕組みをつくるため、今年度は具体的な方策を定める。森林を身近に感じ、市民参加型の取り組みとなるような楽しい仕掛けも期待したい▼自然災害や原発事故、あるいは健康ブーム、田舎暮らしへの関心の高まりなどから、自然との関わり方が見直されてきている。今年は新たな祝日として制定された8月の「山の日」に関する催しも盛りだくさん。積極的に参加し、生活との結び付きを考えながら自然に親しむ機会にしたい。

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