立地適正化計画都市機能誘導区域 諏訪市素案

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諏訪市立地適正化計画 都市機能誘導区域案

諏訪市は17日、コンパクトなまちづくりを進める「立地適正化計画」の素案を都市計画マスタープラン改定委員会に示した。都市機能誘導区域としてこれまで示されていたJR上諏訪駅周辺と中央道諏訪インター周辺に、諏訪大社上社本宮周辺、豊田小学校周辺を加えた計4地区を設定したいとする内容。7月の次回会合で案を固め、市内5地区での説明会などを経て、今年度内に策定する方針。

市によると、地域バランスを考慮して都市機能誘導区域を増やした。駅周辺は高い都市機能を提供する「中心拠点」に位置付ける。市役所や旧東洋バルヴ諏訪工場跡地、諏訪赤十字病院などを含む。諏訪インター周辺、上社周辺、豊田小周辺はいずれも日常的な生活サービスを提供する「地域・生活拠点」とし、商業施設や介護福祉施設、診療所などを想定する。

市役所や病院、スーパーなど現状の土地利用を考慮して設定した。都市機能誘導区域の面積は267ヘクタールで市内の用途地域全体の18・7%を占める。都市機能誘導区域が設定されると、区域外で開発行為をする際に届け出が必要になる可能性がある。

市は同計画に盛り込む居住誘導区域も示した。人口密度が高い地域や土地区画整理事業の実施済み地域など面積は用途地域全体の73・6%に当たる1052ヘクタールに及ぶ。

委員長を務める倉田直道・工学院大学名誉教授(諏訪市出身)は「住民が暮らしやすいまちをつくり、観光でも楽しめるようにすることが大事な視点」と話した。

立地適正化計画は人口減少を踏まえ、居住機能や福祉、商業といった都市機能を一定区域に誘導する「コンパクトシティ」に向けた取り組み。計画を策定すると、関連事業に国の財政支援が見込める。

市は同日、都市計画の基本方針を定める都市計画マスタープランの改定素案も示した。立地適正化計画と同様に今年度内に策定する。

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