二つのアルプスへ早朝便 7月14日から運行

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街中と二つのアルプスをつなぐ早朝便の運行を発表するアスタルプロジェクトと白川タクシーの白川光朗社長(中)

上伊那の飲食店主や山岳関係者らでつくる「アスタルプロジェクト」は18日、JR伊那市駅前を早朝に出発し、南アルプスの玄関口と中央アルプスの登山口に直行する便を7月14日から10月7日までの間、土曜日を中心に運行すると発表した。都市圏からの登山客に市中心部で前泊してもらい、街中と山岳双方の活性化につなげる取り組みで2年目。本格運行へと移行し、伊那市にある中ア登山口の桂木場への直行便も加える。

午前4時発の桂木場登山口行きと、南ア林道バスの早朝便に乗り継げる同5時発の仙流荘(長谷)行きを設定。予約に応じて運行するデマンド方式に改め、試験運行の昨季は無料とした運賃は桂木場行き1人1000円、仙流荘行き同2000円とする。

運行は白川タクシー(同市山寺)に依頼する。土曜と祝日前の日曜、8月11~14日に予約に応じて走らせる。1便で最大9人まで受け入れ可能だ。前夜に高速バスなどで伊那市入りすれば、公共交通だけで、翌日の”朝イチ”から中ア駒ケ岳や南ア仙丈ケ岳などを目指せるようになる。

メンバーによると、昨季は19日間の試験運行で県内外の39人が利用。約7割が市中心部に宿泊し「経済効果を確認できた」という。アンケートでは「有料にしても運行を継続してほしい」との声が目立った。八木択真代表は「直通交通の取り組みにより、伊那市に『二つのアルプスへの玄関口』というイメージが定着していく」としている。

同プロジェクトでは、直通便の愛称を今月末まで募集する。応募や事業全般の問い合わせは事務局(電話080・5146・4599)、利用予約は前日午後5時までに白川タクシー(電話0265・72・2151)へ。

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