かわいい人気者 塩沢さんがトカラヤギ飼育

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塩沢さん宅で飼育しているトカラヤギ

飯島町本郷の農業塩沢良和さん(69)は、鹿児島県のトカラ列島中央部に位置する平島の住民から譲り受けたトカラヤギを飼育している。4月には2頭の赤ちゃんも誕生。町内の保育園や道の駅などで子どもたちと触れ合う機会も設け、愛らしい姿で人気を集めている。

トカラヤギは、中国や朝鮮半島から伝わったとされる小型のヤギで、トカラ列島に広く生息している在来種。体毛は淡褐色または白に褐色のまだら模様で、雄でも体重は20~35キロと小さい。

塩沢さんは公務員を退職後、旅行で平島を訪問。もともと動物好きでトカラヤギにも関心があったといい、2015年12月、島で出会った地元の自治会長を通じて野生のトカラヤギ6頭を譲り受けることになった。島から鹿児島港までは船で輸送。費用は塩沢さんの呼び掛けに応じた「ヤギ仲間」で負担し合い、自家用車に乗せて1250キロ離れた飯島町へ連れ帰った。

以来何度か鹿児島へ足を運び、これまでに譲り受けたトカラヤギは合わせて10頭に上る。最初にやってきたヤギのうち4頭は長旅の影響や冬の寒さで死んでしまったというが、その後7頭の赤ちゃんが誕生。町内外の「ヤギ仲間」6人の家でそれぞれ飼育されており、このうち1頭は飯島小学校で生徒の愛情を受けながら元気に暮らしている。

塩沢さん宅では現在2頭の雌と4月に産まれたばかりの子ヤギ2頭を飼育。「普通のヤギより小さくて扱いやすい。サービス精神が旺盛で子どもたちにも人気」といい、家畜と触れ合う機会のない子どもたちのために保育園訪問なども行っている。世話には手間もかかるが「慣れればかわいい」と笑顔。今後「ヤギをちゃんと飼育してくれる人が増えていけば」と「ヤギ仲間」の広がりを期待している。

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