巨大な橋脚に驚き 宮川小児童が現場見学

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上川左岸に完成した巨大な橋脚を見学する宮川小4年生

県諏訪建設事務所と施工業者3社、諏訪東部漁業協同組合は21日、茅野市で行う上川橋架け替え工事の現場見学会を地元の小学生向けに開いた。近くの宮川小学校から4年生2クラス約60人が参加。建設途中の橋台や完成したばかりの橋脚を見学し、働く人たちの話を通して土木工事に理解を深め、アマゴの稚魚も放流した。22日は残りの2クラスが見学する。

工事は、1935年築の老朽化した旧橋を更新・拡幅し、交通の円滑化を図る目的。新しい橋は長さ82メートル、全幅15・75メートル。車道幅は9・75メートルで右折レーンを含む3車線分を確保する。歩道は上流側を幅3・5メートル(現在1・5メートル)に広げ、下流側に幅2・5メートルの歩道を新設する。来年春の完成を目指している。総事業費は約35億円。

見学会は地元の小学生に完成後の橋に愛着を持ってもらおうと県が企画。諏訪建設事務所職員のほか、橋台を施工する庫昌土建(左岸側、下諏訪町)とスワテック建設(右岸側、諏訪市)、橋台2基を建設するカネトモ(茅野市)の担当者が現場を案内した。

このうち今月上旬に完成した左岸の橋脚で児童たちは、足場を登り、橋桁を支えるコンクリートの巨大な柱を見下ろした。土屋葵さん(10)は「洪水でも流されない丈夫な橋になりそう。お兄ちゃんに教えたい」。現地で解説したカネトモ土木部の池上賢太郎部長(44)=岡谷市=は「大勢の人の力で生活基盤が成り立っていることを知ってほしい」と願っていた。

児童たちはその後、諏訪東部漁協組合員からアマゴの生態やヤマメの生息域との違いについて説明を受け、体長4センチほどのアマゴの稚魚7000匹を工事現場近くの上川に放流した。

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