休耕田で丁寧に田植え 辰野西小5年生

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青空の下で手作業による田植えに励む辰野西小5年生

辰野町の辰野西小学校(藤澤康一郎校長)の5年生87人が22日、学校近くの休耕田で田植えを行った。代かきから収穫、脱穀まで、すべて手作業で体験する米作り学習の一環。水田にはだしで入り、泥の感触を確かめながらうるち米の苗を丁寧に植え付け、実りの秋に期待を膨らませた。

同校では毎年5年生が、農業の苦労を学ぼうと総合学習で米作りを実施。地元ベテラン農家の有志でつくる「米づくり応援隊」に指導を依頼し、休耕田約4アールを活用して作業を体験している。活動経過を独自の「米年表」にまとめ、年末には収穫祭も開いて米料理を作る計画だ。

児童たちは、学年愛称から名付けた「ゆめのたんぼ」に入り、横一列に並んで作業。応援隊員から「苗の根元を持って、まっすぐ植えよう」と助言を受けると、目の前に張られた縄を基準線にして手際よく苗を植えていった。

祖母の水田で苗の手植えをしたことがある、勇組の上島星愛さん(10)は「泥が温かくて気持ちいい。上手に植えられたので収穫が楽しみ」と笑顔で話した。応援隊代表の唐澤安幸さん(86)は「少し列が曲がったけれど及第点。昔ながらの農業体験を通じて、食べ物の大切さを感じてくれたら」と期待していた。

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