懐かしの古時計ずらり すわまちくらぶ企画展

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時計産業の歴史や暮らしを振り返る、すわまちくらぶの古時計展

個人や事業所所蔵の古時計を展示して、諏訪地域のルーツともいえる時計産業と当時の様子を紹介する企画展が、諏訪市諏訪1のまちづくりの拠点「すわまちくらぶ」で開かれている。クオーツ(水晶)式時計以前の、ぜんまい仕掛けの木製の壁掛けや置き時計、腕時計、懐中時計など115点が並び、懐かしさや当時の生活に思いをはせている。7月3日まで。

同所の運営協議会が6月10日の時の記念日に合わせて企画した。テーマは「時計が刻んだあの日・あの時」。時計は諏訪地域の14人や貴金属店、公共施設などから提供があった。

目を引く木製の掛け時計は、大正~昭和時代に作られた「SEIKOSHA」(精工舎)製。1918(大正7)年に当時の諏訪市図書館に寄贈された時計は、鎌倉彫りで草花が施されている。

旧料亭「信濃」(諏訪市大手)の帳場の時計は1937年に購入され、客を迎える時間や芸妓が来る時間を知らせていた。ドイツやアメリカ製を模した時計も展示。また、諏訪精工舎(現セイコーエプソン)前身の大和工業と第二精工舎諏訪工場の作業風景などを写真で紹介する。

江戸後期から明治初期の櫓時計や香炉時計、諏訪市出身の元中央気象台長藤原咲平に贈られた大理石製の置き時計なども展示している。

運営協議会は「さまざまな技術に対する黎明期が諏訪にもあった。失敗を繰り返し独自の技術を獲得した歴史を感じてもらいたい」とし、多くの来場を呼び掛けている。

入場無料。時間は午前11時~午後4時。水曜定休。問い合わせはすわまちくらぶ(電話0266・55・1029)へ。

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