ヘルプカードで援助や配慮の手掛かりに

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諏訪地域障がい福祉自立支援協議会が作った「ヘルプカード」

諏訪6市町村の行政や障がい福祉に関わる事業所、当事者団体などでつくる諏訪地域障がい福祉自立支援協議会は、援助や配慮を必要としている要援助者が情報を記入して携帯する「ヘルプカード」を作った。要援助者の日常生活での支援につなげる初めての取り組み。協議会は「本人が困っている時に周囲の人が助ける手掛かりにしてほしい」と話している。

23日に諏訪市総合福祉センターで開いた協議会全体会議で報告された。

知的や聴覚の障がい者、認知症、内臓疾患、妊娠初期の人など外見では援助や配慮を必要としていることが分かりにくい人が、周りから援助や配慮を受けやすくするために携帯するカード。協議会相談支援部会の防災ワーキンググループが2016年ごろから、「災害時の支援へ本人の情報を記入するカードがあるといい」と話し合いを始めた。全国の事例を参考にする中で、災害時に限らず日常生活でも役立つものにしようと、部会で内容を検討してきた。

カードはA4判両面刷り。表に氏名、住所、電話番号のほか、必要な手助けを記入する。裏には障がいや病気の種類、かかりつけの医療機関、服用薬、協力者の連絡先の記入欄がある。ハート型などをモチーフにした目印で、日本工業規格(JIS)の「ヘルプマーク」をあしらった。マークの著作権を持つ東京都に今年2月ごろ、利用申請を済ませた。

カード外枠のミシン目を切り離すと三つ折りにでき、ヘルパーなどのサービスを受ける時に利用する「障害福祉サービス受給者証」(縦約13センチ、横約9センチ)に納まるよう工夫した。

相談支援部会の担当者、茅野光徳・諏訪市社会福祉課福祉係障がい担当係長は「周りの人が支援するためのカード。多くの人に知ってもらい、困っている人の支援につながれば」としている。

24日以降、6市町村の福祉担当窓口や諏訪圏域障がい者総合支援センター「オアシス」(諏訪市総合福祉センター内)に置き、希望者に渡す。

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