御小屋山視察 自然と地域と人を結ぶ協議会

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諏訪大社上社の大総代経験者や上社大総代会、諏訪大社などでつくる「自然と地域と人を結ぶ協議会」(清水敏弘会長)は9月、御柱用材を育む八ケ岳山麓の社有林「御小屋山」(茅野市)の現状を視察する。御小屋山からの用材調達再開の時期は未定だが、現状の意識を共有する必要性などから今年度実施する新事業。24日に諏訪市の上社本宮で開いた総会で決定した。

上社の御柱用材は伝統的に御小屋山から切り出してきたが、1959年の伊勢湾台風で大規模な倒木被害を受けた影響で92年の諏訪大社御柱祭を最後に別の地域の国有林、町有林から切り出してきた。下諏訪町東俣国有林、立科町町有林、同町蓼科山国有林を経て前回は辰野町の横川国有林から調達した。

視察について清水会長(75)=原村柏木=は「上社の御用材は御小屋山から。その歴史、認識が薄れていく世代が出てきてしまう心配がある。一方で御小屋山からの調達は難しい面もある。現状を知り、そうした認識が参加者を通じ、氏子の間にも広がれば」と話した。

総会ではこのほか、6月12日に横川国有林で植樹と昨年植えたモミの生育状況の確認、清掃活動を行うことを決めた。

協議会は、大総代経験者と御小屋山の管理、御用材のなどに世襲で携わる「山作り」で組織する「杜と泉を護る会」、上社大総代会、諏訪大社、諏訪、茅野、富士見、原の4市町村の首長ら107人で構成し、この日の総会には約40人が参加した。

「杜と泉を護る会」の総会も同日行われ、同協議会と共に御小屋山の視察や横川国有林の植樹作業などを行う今年度の事業計画を承認した。

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