諏訪大社御柱祭 上社里曳き開幕

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最後の難所となる十間廊と内御玉殿の間(写真奥)を抜けた前宮一之御柱。富士見・金沢の氏子たちが一体感のある曳行で前宮本殿を目指す

最後の難所となる十間廊と内御玉殿の間(写真奥)を抜けた前宮一之御柱。富士見・金沢の氏子たちが一体感のある曳行で前宮本殿を目指す

諏訪大社御柱祭上社里曳(び)きは3日、開幕した。山出しからほぼ1カ月、茅野市安国寺の御柱屋敷に安置された上社8本の御柱が各境内を目指して曳行(えいこう)を再開。本宮4本は諏訪・茅野市境辺りまで、前宮4本は上社前宮の社殿に曳き着けられた。

時折強い風が吹くものの、薄日の差す比較的過ごしやすい一日になった。午前7時15分、御柱屋敷の本宮一(豊田・四賀地区)で綱渡りがあり、同7時30分に再び御柱が動き出した。

本宮一を先頭に本宮二(中洲・湖南地区)、本宮三(境・本郷・落合地区)、本宮四(原・泉野地区)が順に出発。宮川護岸では後発の御柱を担当するラッパ隊が合同で陣取り、次々に動き出す御柱を力強い演奏で後押しした。

御柱迎えの「お舟」の行列は同10時半ごろ、茅野市高部の下馬橋を渡ったところで本宮一と出合った。沿道からは「お舟」に向かってさい銭を投げ入れる人たちも多かった。

本宮4本に続き前宮一(富士見・金沢地区)が同11時15分出発。前宮二(米沢・湖東・北山地区)、前宮三(玉川・豊平地区)と続き、前宮四(ちの・宮川地区)は午後2時20分に御柱屋敷を後にした。

本宮4本はほぼ予定通り初日の曳行を済ませた。前宮4本の社殿への曳き着けは、御柱祭観光情報センターによると前宮一同3時15分、前宮二同4時15分、前宮三同5時36分、前宮四同6時58分で、それぞれ曳行を終了した。

里曳きの呼び物で御柱を先導する奉納騎馬行列は、沿道で曳行を待ち構える見物人らをかき分けるように進んだ。上社本宮境内では奉納太鼓があり、曳行路周辺でも長持ちや踊りが繰り出して、祭りを華やかに彩っていた。

諏訪地方観光連盟御柱祭観光情報センターによると、この日の人出(速報値)は氏子2万7000人、観衆5万1000人の計7万8000人。前回に比べて氏子3000人増、観衆3000人減で合計は増減なしだった。

里曳き2日目は、本宮4本が社殿へ曳き着ける。前宮4本は午前中に建て御柱の準備、冠落しなどが午前11時に完了し、建て御柱が行われる。前宮の御柱祭は日程終了。本宮の建て御柱は最終3日目に行われる。

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