伊那市高遠町「進徳館の日」 学習発表や講話

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現場を調べ、体験したことを基に高遠城址公園内の整備を提案する高遠高生

第24回「進徳館の日」の行事が26日、伊那市高遠町の進徳館や高遠閣で行われた。旧高遠藩の藩校「進徳館」で行われた進徳館教育を見詰め直し、先人の遺訓として現代に生かしていくための取り組みで、「実学」を目標にした進徳館教育がどのように現代につながっているかを、高遠小学校や高遠高校の報告を通して考えた。

高遠小学校の北村勝行校長が「地域との深いつながりの中で地域を学び、地域と共に育つ高遠っ子」をテーマに基調講話。同校の田村栄作教諭が実践報告した。学習発表では、高遠城址公園の福祉マップづくりに取り組んでいる高遠高校福祉コースの3年の宮川拓己さん(17)と早川遥菜さん(17)が昨年から行っている研究の成果を披露。高齢者や障がい者の立場になって公園内を点検、考察した成果を提案にして発表した。

今年はさくら祭り期間中に来場者にアンケートを行っており、現在集計作業中だとも報告。宮川さんは「城址公園がどんな方にとっても安全に観光していただける場所であるように、アンケートの分析を急ぎ、心のこもった対応ができるように学習を深めたい」と述べた。

式典には約200人が参加。白鳥孝市長は「かつて進徳館教育がそ うであったように 、人材教育が地域の繁栄の礎」と述べ、進徳館教育に学び、『高遠の学』を再認識することの意義を強調した。

記念講演では県林業総合センター林業専門技術員の小山泰弘さんが「中村弥六が創った進徳の森から伊那市の森林を読む」をテーマに話した。

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