伊那市 ドローンアクアスカイウェイ構想

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伊那市は、天竜川や三峰川、その支流などの上空を空路にした小型無人機ドローンによる荷物配送のプロジェクト「伊那ドローンアクアスカイウェイ構想」を立ち上げる。制約が厳しい民有地を飛ばないことで、地権者の同意などリスクが回避ができるとして公共の河川に着目。今後企画提案型のプロポーザル方式で事業者を公募し、実証実験などを重ねて2021年度の実用化を目指す。“水上空路“として開設し、中心市街地と山間地をはじめとして将来的には市内全域を結びたい考え。市企画部は「物流用として河川の上空を空路にするのは全国初の試み。伊那がモデルとなる画期的な事業」と話す。

国の地方創生交付金活用事業に採択され、6月市議会に提出する18年度の一般会計補正予算案で5700万円を計上する。空路にすることについて河川保有者の国からは基本的な内諾を得ているという。

市は昨年度、国土交通省によるドローンを使った物流の実証実験を長谷地区に誘致。「一定の重量の荷物を運び届ける配送の技術は確認できた。水上空路の構想は、事業として成り立つか検証するビジネスモデルを想定した取り組みになる」と市企画部は説明する。

公募する事業者については、各種企業による連携チームを想定。水上空路を使った航空管制で、荷物を届ける総合的な仕組みの確立を目指す。当初は高遠、長谷方面への構想展開を見通し、コスト面も考慮。将来的な個別配送も視野に入れながら、水上空路を受けた宅配のあり方についても検証する。

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