歌会始入選の題材板絵 駒ケ根高原美術館展示

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特別展示した有賀さんの板絵と木内さんの短歌

特別展示した有賀さんの板絵と木内さんの短歌

駒ケ根高原美術館(駒ケ根市)は、板絵画家で絵本作家の有賀(ありが)忍さんの板絵「原郷~【木無】(ぶな)植える」と作品の世界を表現した詩、今年の「歌会始の儀」で一般入選者として披講された飯田市の木内かず子さんの短歌を特別展示した。有賀さんの板絵と詩は木内さんが短歌の題材にした作品で、一緒に鑑賞することで二人が描き出した情景を堪能できるように工夫した。

入選した木内さんの歌は「【木無】植ゑて百年待つといふ人の百年間は楽しと思へり」。昨年6月、ふと立ち寄った駒ケ根高原美術館で企画展「有賀忍展~幸せの在りか」を鑑賞し、有賀さんの板絵「【木無】植える」に出会ったことが、歌を詠んだきっかけになったという。

特別展示に当たり、木内さんは「絵を通して、詩を通して私の目を開かせてくれたこの出会いを尊く祈りたい程の思いに駆られ宮中歌会始の今年のお題「人」に読みあげた」とコメントを寄せた。有賀さんも解題として、作品「原郷~?植える」の裏側を改めて説明している。

展示は10月31日まで。館内では企画展「宮田三郎木版画展~私をとりこにした昭和の風景」を開催中で、同時に鑑賞できる。水曜休館(5月6・12日、6月9日は休館)。入館料は一般800円、大高生500円、小中生300円。問い合わせは同館(電話0265・83・5100)へ。

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