永明小・中学校建て替え 住民らの検討委始動

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永明小学校と永明中学校の建設に向けて議論を開始した検討委員会の初会合

茅野市は29日夜、永明小学校と永明中学校(ともに同市塚原)の建設に向けた地元住民らによる検討委員会の初会合を、ちの地区コミュニティセンターで開いた。道路を含む周辺整備のあり方や、小中学校を一体型施設にする可能性、近隣公共施設との連携などを議論し、9月をめどに市長への提言書をまとめる。市は早ければ2021年度にも着工したい考えだ。

検討委は学区内の行政区やPTA、コミュニティスクール、同窓会の役員、教職員、隣接するちの地区コミュニティセンターや体育練成館、保育園の関係者ら39人で構成。初会合で委員長にちの地区区長会長で塚原区長の矢崎敏臣さん(63)、副委員長にちの地区コミュニティ運営協議会子育て部会長の平出美彦さん(62)を選出した。

永明小と永明中の建設は、人口減少に対応して公共施設の総量縮減などを図る「市公共施設等総合管理計画」の一環。検討委は、市が3月に策定した10年間の個別計画「第1次小中学校管理計画」に基づき、学校を中心とした道路などの周辺整備、施設一体型も視野に入れた校舎の配置、周辺の公共施設との連携について議論する。

永明小は1973年、永明中は69年の建設で市内で最も古い。両校を合わせた敷地は約6・2ヘクタールと広大だが、敷地中央を市道が横切り幅員も狭く大型バスの乗り入れは困難だ。2016年度には地元区長会から早期建て替えを求める要望書が市に提出された。

29日の初会合では、市側が周辺整備案として(1)現道拡幅 (2)学校用地西側への道路整備 (3)学校周辺の土地区画整理―の3案を示した。学校建設に向けては道路整備が不可欠で用地買収も必要になる。

山田利幸教育長は「学びを作り出し、安心安全で快適に学べる学校、地域の住民と文化が集まり、発信できる日本一の学校をみんなで作っていきたい」。矢崎委員長は「私が新しい永明中で学んでから半世紀が経ち感慨深い。一生懸命務めたい」とあいさつした。

市は検討委の提言後、新たな委員会を設置し、校舎の機能や規模などについて具体的な検討に入る方針だ。

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