湖周3市町の合併協設置 諏訪市長慎重姿勢

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湖周3市町の合併協設置の署名活動に関して金子ゆかり諏訪市長(左)と懇談する岩村清司氏(左から2人目)ら

諏訪湖周の岡谷市、諏訪市、下諏訪町の合併を目指して法定合併協議会設置を求める署名活動をした請求代表者の岩村清司氏=下諏訪町=ら3人が30日、諏訪市役所で金子ゆかり市長と懇談した。金子市長は「『合併が必要』との熱意は感じる」とする一方で、諏訪地域は6市町村が観光や産業などで連携しているとし、3市町での合併協設置に向けた活動について「急な感じ」とも述べた。懇談後の取材に、金子市長は「2市1町の枠組みで進んでよいかどうかは慎重に、しっかりと議論をして方向性を見定めることが必要」との考えを明らかにした。

懇談で金子市長は3市町の枠組みで話が進んでいることに対し、「どんな議論の経過でこうなったのかが見えない」と質問。岩村氏は、諏訪6市町村での合併協設置請求を検討したが、茅野市、富士見町、原村の議会では関連議案に対して議員の過半数の賛成を得られるか難しいと判断し、湖周3市町で署名活動を進めたと答えた。

岩村氏は3市町が合併する具体的なメリットやデメリットには言及せず、合併協設置後に「市長にリーダーシップを取ってほしい」とした。これに対して金子市長は、合併協設置にも人件費や事務経費がかかるとし、将来6市町村合併が目標なら「2段階で経費がかかる」と説明。3市町の枠組みに関して「(合併を目指す)手法や将来設計などに確たるものがないと感じる」とも述べた。

請求代表者の住民は29日に合併協設置に向けて実施した署名簿を3市町の選挙管理委員会に提出済み。手続きを経て本請求された場合、首長は合併協設置を問う議案を各議会に付議することになる。

請求代表者は同日、岡谷市役所も訪れ、今井竜五市長に対し、署名簿を提出したことを報告した。青木悟下諏訪町長とは6月4日に会う予定。

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