県内公立高の入学者動向 諏訪地方は流入超

LINEで送る
Pocket

県教育委員会は、今春の県内公立高校入試(全日制)で、旧12通学区ごとの入学者の流出入状況をまとめた。旧第7通学区の諏訪地方は、他通学区の高校に入学した「流出」が77人、他通学区から諏訪地方の高校に入学した「流入」が234人だった。流出を流入が157人上回った。諏訪地方の中学校を卒業し、地区内の高校に入学したのは1349人だった。

諏訪地方の流出は前年に比べ2人増えた。流出先の内訳は松本市などの旧第11通学区が46人(前年比5人減)で最も多い。次いで上伊那地方の旧第8通学区が24人(同7人増)、長野市などの旧第3通学区が3人だった。

流入は前年比で11人増えた。流入元で最も多いのは旧第11通学区からの118人(同12人増)で、旧第8通学区が105人(同2人減)、県外が4人(同1人減)と続いた。

調査は、県内の高校入試の動向を把握するため毎年度実施している。県内全域では都市部で流出入が目立つ。最多は長野市などの旧第3通学区で流出は587人、流入は601人だった。県教委は「交通の便がよい地域や移動しやすい地域間での流出入が多い」と説明する。

県教委は、今年3月に県立高校の第2期再編計画を含む高校改革の実施方針案を公表した。地域ごとの特徴や課題を把握し、旧通学区ごとに設置する地域協議会で話し合いを進め、2021年3月に「再編・整備計画」を確定する方針。県教委は改革を進める上で「流出入の状況調査は重要な資料になる」としている。

調査は私立校の入学者や県外校への流出状況は含まれていないが、「近年の山梨県への流出は減少傾向にある」(県教委)という。

おすすめ情報

PAGE TOP