看護大生が心構え養う いなん100キロ徒歩

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合宿研修の出発式で「徒歩の旅」のコールを発する女子大生=駒ケ根市の県看護大学

上伊那南部の小学生が駒ケ根、飯島、宮田、中川の4市町村を夏休みに歩く「いなん100キロ徒歩の旅」の実行委員会は2、3の両日、ボランティアで児童を引率する県看護大学(同市)の学生を対象にした初の合宿研修を、市内で行っている。実行委員や学生ら約20人が参加。実際の歩行や規律訓練に臨み、本番に向けた心構えを養っている。

今年の旅は、現在学校を通じて募集している児童50人が参加し、8月8日から4泊5日で行う計画。合宿は看大生14人が徒歩の旅に向けてボランティア組織を立ち上げたのを受け、過去に徒歩の旅を運営し、今年度の実行委員長となった吉沢賢治さん(46)=宮田村=が発案した。

一行は2日午後、県看護大学を出発。実際の徒歩の旅でも活用する「1、2、せーの」などのコールを発しながら気合いを入れ、強い日差しが照り付ける中、約3・5キロを歩いて研修会場の駒ケ根キャンプセンターに入った。初日は事業内容の把握や児童への接し方などを学んだ。

昨年の徒歩の旅にボランティア参加した看護学部2年の平出有咲さん(19)=静岡県出身=は「初回は体力面や子どもの面倒を見るのが予想以上に大変だったが、みんなと一緒にゴールを迎えた時には達成感があり、大勢の地域の人に支えられていることを実感した」と回想。「大学生の時にしかできない体験。歩くことで子どもと共に自分の成長につなげたい」と述べた。

吉沢実行委員長は「看大生のボランティア参加は非常に頼もしい。研修を通じて体力の限界を知ったり、コミュニケーション力、団結心を養ったりしてほしい」と期待した。

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