赤岳と北横岳山頂で開山祭 1年間の安全願う

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開山祭で山の安全を祈願する関係者。背後には阿弥陀岳と諏訪盆地が広がる

夏山シーズンの本格的な到来を告げる第64回八ケ岳開山祭(八ケ岳観光協会、茅野山岳会、ちの観光まちづくり推進機構主催)が3日、八ケ岳連峰の主峰・赤岳(標高2899メートル)と北横岳山頂(標高2480メートル)の南北2会場で開かれた。晴天に恵まれ、多くの山岳愛好者らが山頂に集い、今年1年間の山の安全を祈願した。

南八ケ岳の赤岳山頂には、登山者や山小屋主人をはじめ、遭難救助や観光、森林保全に携わる関係者ら約400人が集まった。山頂の赤嶽山神社前で神事が行われ、関係者が玉串を奉てん。遭難事故で亡くなった人たちへの追悼文が読み上げられ、「雪山讃歌」を参加者全員で合唱した。行者小屋では茅野山岳会などが恒例のそうめんを振る舞い、人気を呼んだ。

「諏訪百名山に登る会」メンバーでいずれも諏訪市の浜孝子さん、牛山しげ子さん、八幡久子さんは「天気もよく、にぎやかでよかった」「神事が素晴らしかった」と地元の八ケ岳を堪能した様子。5年連続で開山祭に参加しているという愛知県東海市の会社員、尾関啓介さんは小学生の息子2人と訪れ、「山のお祭りという感じで、子どもと一緒に楽しめました。夏山シーズンが始まりますね」と笑顔だった。

この日は、近くの阿弥陀岳山頂(標高2805メートル)でも原村観光連盟主催の第34回八ケ岳開山祭が行われ、約100人が参加した。

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