警察広報 伊那東部中演劇部が協力

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警察広報用の音声録音をする伊那市東部中演劇部と伊那署交通課の上林課長

警察官の声より地域の子どもの声で―。伊那署は交通事故防止や特殊詐欺への注意喚起の広報文の読み上げに、中学生の声を活用する。同署初の取り組みで、伊那市東部中学校の演劇部員に協力を要請。5日には同校で収録作業が行われた。

「お父さん、お母さん。飲酒運転は絶対にだめ」と子どもの声で女子生徒が訴える。放送室で行った収録には1、2年生の演劇部員8人と同署交通課の上林浩課長が参加。音声放送のプロ・伊那市有線放送農協(いなあいネット)の樋代亜希子さんも協力した。

「警察官の声よりも地域の子どもたちの声で呼び掛ける方が、予防意識が高まるのでは」と上林課長が考案。自転車安全モデル校の同校に依頼した。

特殊詐欺被害の防止用は、「おじいちゃん、おばあちゃん。オレオレ詐欺の被害が多発しているんだって」などの文章で、部員らは早口にならないように注意しながら、自らの祖父母に話し掛けるように原稿を朗読。彦坂麗羅部長(14)は「お母さんがおばあちゃんを呼ぶときのように、優しく語りかける感じでやった」と話した。

「お父さん、お母さん」との呼び掛けから始まる交通安全用は、運転時の携帯電話の使用や飲酒運転などを注意する内容で、部員らも日ごろの登下校時の様子を振り返り、「歩行者も気を付けなければいけない」と交通安全へ意識を高めていた。

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