「2回目の本一」満足 100歳の有賀さん曳行

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諏訪大社上社本宮近くで豊田・四賀地区が担当する一之御柱を曳く有賀さん

諏訪大社上社本宮近くで豊田・四賀地区が担当する一之御柱を曳く有賀さん

諏訪市豊田小川の有賀清晴さん(100)が4日、96年ぶりに本宮一を担当する地元の豊田・四賀地区の里曳(び)きに参加した。同地区が前回本宮一に奉仕したときは4歳で、にぎやかだった記憶があるという。「2回目の本宮一」の曳行(えいこう)に元気に参加し、大祭の雰囲気を味わった。

御柱祭にはほぼ毎回参加し、若いときにはメドデコ乗りを経験した。戦時中の1944(昭和19)年は満州(現中国東北部)に出征中。冠落しした御柱の木片をお守りとして家から戦地に送ってもらったという。

御柱が本宮境内に入る直前、法被に麦わら帽子の祭りスタイルに身を包んで小綱を握り締めた。曳いたのは短時間だったが、「天気が良く、参加できてうれしい」と満足そうな表情を浮かべた。

一緒に参加した三女の節子さん(64)によると、有賀さんは最近足が弱くなってきたが、2回目の本宮一なのでどうしても曳きたい-と出掛けた。今回は山出しでも茅野市の知人宅を訪れて木落しを見学。節子さんは「やっぱり諏訪の男なんですね。御柱と聞いて元気が出たのでは。楽しみにしていたので参加できて良かったです」と話した。

有賀さんは、5日の本宮一の建て御柱も見学に出掛ける予定という。

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