勇気をありがとう 栗城史多さん追悼展

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サイン入りの本を手に2年前の栗城さんの講演を回想するカフェ・タイズの城取さん

今年5月にエベレストで遭難し、35歳の若さで亡くなった登山家の栗城史多さんの追悼展「勇気をありがとう」が伊那市西町のカフェ・タイズで開かれている。2年前に地元経営者の勉強会「伊駒考動倶楽部」との共催で栗城さんを招いた講演会を開催した同店が、会場で撮影した写真や栗城さんのサイン本などを展示して、故人をしのんでいる。

講演会は2016年7月10日、同市の県伊那文化会館で行った。栗城さんは、見えない山を登っている全ての人たちに向けて一歩を踏み出す勇気を与え、「『どうせだめだ』という否定の壁を壊してほしい」と呼び掛けたという。講演に招く前から栗城さんと親交があったという同店オーナーの城取ゆりかさんは「説得力のある話で、こんなにも私たちは勇気をもらった」と振り返る。

追悼展は栗城さんへの感謝の気持ちを込めて計画した。来店する人たちと共に、栗城さんの話をじかに聞いた2年前を思い出し、教わった勇気を心にとどめる機会にする。講演が行われた7月10日まで飾る予定だ。

栗城さんは今年5月、世界最高峰のエベレスト(8848メートル)登頂に挑み、下山途中で遭難して亡くなった。2004年の北米最高峰デナリを手始めに、6大陸の最高峰に登頂していた栗城さんは、最後に残った7大陸目のエベレストへの登頂を目指し、今回が8度目の挑戦だった。

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