諏訪地区森林づくりの集い 岡谷市川岸

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川岸地区山林火災の跡地で、森の再生を願ってアカマツの苗木を植える子どもたち

県諏訪地域振興局や岡谷市などは9日、諏訪地区森林づくりの集いを2015年3月に同市川岸地区で起きた山林火災跡地の小洞沢地区で開いた。諏訪地方の林業関係者や13小学校のみどりの少年団の児童ら約320人が参加。マツタケ山の再生を願って、アカマツの苗木約1200本を植えた。

被害木の伐採を終えた南向き斜面0・4ヘクタール区画内に、高さ30センチほどの苗木を植樹した。参加者はくわで穴を掘ると、苗木が真っすぐに立つように植え、土をかぶせてから落ち葉をかけた。子どもたちは2人1組で丁寧に手植えし、「大きくなってね」などと声を掛ける姿もあった。

地元の山林所有者でつくる新倉山復旧協議会の中島基多郎会長(67)は「立派な木に育つまでに30年近くかかる。復旧を進め、マツタケ山を後世に残したい」と山を見上げていた。

作業に先立つ式典では、酒井裕子同振興局長が「森はきれいな水や空気を与えるとともに、土砂災害を防ぐかけがえのない財産」とあいさつ。地元の岡谷田中小6年の林咲希さん(12)と小口色葉さん(11)らが「緑を愛する心の輪を広げる」「古里の豊かな緑を守り育て、未来へ伝える」などと宣言した。

森林づくりの集いは、災害に強く緑豊かな郷土づくりの推進を目的に、1997年から毎年開いている。

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