海外2大学と協定締結 諏訪東京理科大

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協定書を持つ河村洋学長(右)と同大国際交流センターの大島政英センター長

公立諏訪東京理科大(茅野市)は11日、同大で会見を開き、米国とベトナムの海外2大学と共同研究や教員、学生の交流に関する協定を締結したと発表した。海外大学との協定は2002年の同大開学以来初めて。大学の国際化を進め、グローバル化に対応した国内外で活躍できる人材の育成を推進する考えだ。

協定は、米ワイオミング州にある州立のワイオミング大(学生数約1万2000人)と、ベトナムのホーチミン市工科大(同2万6000人)とそれぞれ結んだ。発効日はワイオミング大が5月11日、ホーチミン市工科大が同16日で、ともに教員や学生の交流、共同研究、学術的な情報交換に行うことで合意した。

当面は、人工知能などの分野で研究室同士の交流を進め、状況を把握しながら学生の交流につなげていく。ワイオミング大には夏にも教員2人を派遣し、研究に関する協議に入る予定で、諏理大生の語学留学の可能性も探る。

ホーチミン市工科大とは9月の海外インターンシップで諏理大生が工科大のセミナーに参加し、大学や諏訪地域を紹介する。11月には同市で開く国際的な学会の運営を諏理大の教員がサポートし、研究に向けた協議を始める。

協定をめぐっては、ワイオミング大は2016年の阿部守一知事のコロラド州訪問で、在デンバー日本総領事から県内大学との交流を打診され、ホーチミン市工科大は諏理大生の海外インターンシップの受け入れ企業から紹介を受けたのがきっかけ。それぞれ教職員が現地を訪問するなどして、協議を進めてきた。

会見で、河村洋学長は「教員同士が互いに特長を生かして交流し、力を高め合えたら。学生には異なる文化の中でグローバルな視点を養ってほしい。職員同士も交流することで、大学として国際交流の力を高めたい」と話した。

同大ではこのほか、ベトナムの1大学と交流の可能性を協議中で、欧州の2大学とは研究交流に向けた準備を進めている。

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