生き生き体験 赤穂南小で食育フェス

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駒っ子食育フェスで乳絞りの疑似体験をする赤穂南小の児童ら

駒ケ根市の赤穂南小学校で12日、給食や家庭の食材について学ぶ「駒っ子食育フェスin南小」が開かれた。全校児童425人が、食に携わる地元の組織や給食食材を納入する事業所など計19団体が体育館に用意したブースを回り、試食や調理の実演を見学するなどして食に関する理解を深めた。

同校が主催し、同市教育委員会や上伊那広域連合郷土愛プロジェクトが協力。児童が食材の生産者や業者から直接、食にまつわる話を聞くことで、食を大切にする気持ちを育んでもらおうと初めて開いた。会場にはゴマやしょうゆ、パン、イチゴ、ドライフルーツ、イチゴ、緑茶、鮮魚、こんにゃくなどを扱う団体のブースが並んだ。

このうち、若手酪農家でつくる上伊那地域酪農協議会は、牛の乳房に似せたゴム付きのポリ容器に、白い水を入れ、乳牛の乳絞りを疑似体験できるブースを出した。会員で酪農を営む大槻隆二さん(41)=箕輪町=は「子どもに牛や牛乳への知識を深めてもらえてうれしい」と話した。体験した1年生の小林心結ちゃん(6)は「ミルクがしっかり絞れて楽しかった」と笑顔を見せた。

同市と国際友好都市関係にあるネパールのポカラレクナート市と交流する市民団体「ネパール交流市民の会」は、同国で好まれるスナック菓子の試食ブースを出したほか、同市食育懇話会はかまど炊きのご飯を児童らに振る舞った。

企画を準備した同校の北原美津子栄養教諭は「子どものために趣旨を理解し、参加していただいた団体の皆さんに心から感謝したい」とし、「児童の生き生きした表情が印象的だった。見たり、聞いたり、体験したことは子どもの心に残るはず。今後、食への関心が高まることを期待したい」と話した。

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