諏訪大社周辺を紹介 諏訪市と茅野市がマップ

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諏訪市、茅野市の共同作業のきっかけとなった茅野市の「上社前宮てくてくマップ」

諏訪市と茅野市の公民館や有識者が連携して、諏訪大社上社前宮(茅野市)と本宮(諏訪市)周辺の史跡を紹介する「遊歩道でつなぐ前宮・本宮散策マップ」作りを進めている。観光客にも人気のエリアだが、両市が協力して一つのマップを作るのは初の試み。完成は7月15日の予定。3000部作り、生涯学習や学校教育、地域の魅力発信に役立てたいとしている。

前宮・本宮散策マップ作りは、2016年度に茅野市公民館学習専門委員会が作成した「上社前宮てくてくマップ」がきっかけ。昨年8月、マップを手に前宮周辺を訪ねる講座が開かれ、講師を務めた諏訪市中洲公民館社会教育指導員で郷土史研究者の関雅一さん(63)=諏訪市湖南=から、「本宮までの連続性を持ったマップがあった方がより史跡や歴史が学べる楽しいコースになる」と提案があった。その後、諏訪市から茅野市に協力要請があり、共同製作することになった。

散策マップは、諏訪市の市公民館と中洲公民館中洲の歴史を語る会、茅野市の市中央公民館と市公民館学習専門委員会が作っている。歴史を語る会と学習専門委員会がそれぞれ内容を検討し、関さんを仲介役に進めてきた。

A2サイズの両面カラー。蛇腹折りにして持ち運べるようにする。表面は地図で史跡や施設の所在地に番号を割り振り、裏面に約20の史跡や施設の解説、茅野市出身の建築家藤森照信氏の建築作品、前宮の周辺図と本宮の平面図を掲載する。諏訪湖や八ケ岳が一望できる遊歩道も紹介される。事業費は40万円で、両市がそれぞれ半額を負担した。

取材に対し、関さんは「前宮と本宮を行き来する人は県道岡谷茅野線を歩くが、もっと眺めの良いルートがあることを知っていただきたい。生涯学習や学校教育、参拝や観光で訪れる方々に広く利用していただければ」と期待。

茅野市教育委員会の山田利幸教育長は、8日の茅野市議会6月定例会一般質問で伊藤玲子氏の質問に答え、「市の垣根を越えて出来上がったマップを活用したイベントや講座を考えていきたい」と語った。

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