7年後も元気で 諏訪大社上社本宮で建て御柱

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建て御柱を無事に終えた本宮二之御柱

建て御柱を無事に終えた本宮二之御柱

諏訪大社御柱祭の上社里曳きは5日、諏訪市の上社本宮で建て御柱が行われた。4本の御柱が社殿の四隅に建てられると、氏子の間では地域の一致協力に感謝する言葉や「7年後も元気で」と次回に向けた再会の約束が交わされた。建て御柱が終了した本宮一で、足場などの撤収作業中に男性1人が御柱から落下し死亡する事故があった。

上伊那郡辰野町の横川国有林から伐採された御柱を迎えた上社本宮の社殿は、屋根が修復され、主に「桧皮ぶき」にふき替えられての初めての御柱祭となった。

前日に社殿に曳き着けられた本宮一(豊田・四賀地区)、本宮二(中洲・湖南地区)、本宮三(境・本郷・落合地区)、本宮四(原・泉野地区)の4本は、それぞれに冠落としなどが行われ、次々と建てられた。

四隅に新しい御柱が直立すると、大総代は氏子に向け協力を感謝しながら「この御柱が次の7年間、諏訪を見守ってくれる」「次の世代に引き継ぐ御柱ができた」「御柱の協力一致、この支え合いを地域の生活に持ち帰って」などの言葉が伝えられた。

セレモニーで御柱の木札や紅白もち、記念品などがまかれ、御柱祭終了を告げる万歳が社叢に響き渡った。本宮一は午後3時35分ころ、本宮二は同4時10分ころ、本宮三は同4時20分ころ、本宮四は同3時45分ころに終了した。氏子たちは握手を交わし、肩をたたき合って曳き建て終了を喜んだ。

御柱祭観光情報センターによると、この日の人出(速報値)は氏子1万6000人、観衆7万5000人の計9万1000人。前回に比べて合計2000人増加。氏子、観衆ともに各1000人ずつ増加した。

上社の御柱の曳き建ては終了。御柱祭のにぎわいは下諏訪町の諏訪大社下社へと移る。下社里曳きは14日から3日間行われる。春宮4本、秋宮4本の御柱が曳き建てられる。初日と2日目には御柱曳行に前後し長持ちや騎馬行列などが繰り出す「神賑わいパレード」が行われる。

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