まちづくりに次代の声 岡谷市が高校生会議

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岡谷市は、次代を担う高校生にまちづくりに関わってもらおうと、岡谷東、岡谷南、岡谷工業の市内3高校の生徒たちによる「高校生まちづくり会議(仮称)」を7月6日に開くことを決めた。若者の流出が課題となる中で、ふるさとに愛着を持ってもらい、将来、住みたいと思える岡谷市を目指し、若者の意見をまちづくりに反映させていきたい考えだ。

会議は当初、第5次市総合計画(2019~28年度)の策定に向けて高校生の声を聞こうと企画した。しかし、計画策定までの一過性の取り組みで終わってしまうという意見もあり、再検討。高校生が具体的なアイデアを出し、それを市が後押ししていく形で主体的、継続的にまちづくりに関わってもらうことで「ふるさと回帰」への意識を高めるきっかけになるよう内容を見直した。

7月の開催に向けて6月8日に開いた打ち合わせの会合には3校の生徒の代表13人が集まり、メンバーの募集や会議の進め方について市と意見を交換した。市側は「大人にやらされるのではなく、自分たちがやりたいこと、できることについてアイデアを寄せてほしい」と提案。各校に持ち帰って検討し、当日持ち寄って本格的に議論していきたい考えだ。

市が昨年度、3校の2年生に行ったアンケートでは、将来、岡谷市に住みたい、就職したいという回答はともに1割ほどにとどまった。市企画課は「進学などでいったん岡谷を離れてもいずれ帰ってきてもらいたい」とし、「会議では中長期的な視点を持って参加してもらい、将来、住みたい、働きたいと思えるまちづくりを考えていきたい」としている。

市はこれまで「市民総参加のまちづくり基本条例」に基づき、子どもたちも「まちづくりを担う一員」として小中学生による「子ども会議」や「子ども議会」を開いてきたが、高校生による会議は初めてという。

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