御柱もっと分かる 諏訪市博物館で展示解説

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御柱の知識を深めた展示説明=7日、諏訪市博物館

御柱の知識を深めた展示説明=7日、諏訪市博物館

諏訪市博物館は7日、開催中の企画展「御柱を知る―人と時をつなぐ諏訪の大祭」の展示解説を開いた。同館の三嶋祥子学芸員が御柱と同じ4本柱に分類した起源、目的、担い手、継承の各コーナーで要点を説明。地元住民や観光客が御柱祭の知識を深めた。

御柱年恒例の関連企画展。今回は御柱祭全般にわたり、古文書や絵巻、道具などを展示し、基本から知ることができる内容。三嶋学芸員は史料から、御柱祭を延期すると神罰が下されると考えられたとし、「織田信長に諏訪大社上社を焼き討ちにされた時や戦争中でも、規模を小さくして絶えることなく続けてきた」と話した。

また騎馬行列は明治維新で途絶えたが、明治30年代に地元が復活に動き現在に至ることなどを解説した。前回の御柱祭を見物し、今回は御柱祭後に諏訪大社上社前宮を参拝した群馬県高崎市の丸山典子さん(81)は「人の力を超えたものを感じる。長い間伝えられ、今につながる、地域の人々が地域を大事にする思いに驚く」と話していた。若い時には御柱を曳いて楽しんだという茅野市の60代の女性も、「昔のことが知りたい」と熱心に聞いていた。

同展は6月19日まで。明治から昭和の戦時中までの写真、現在の諏訪市内各区の法被なども展示。速報写真コーナーには一昨年の下社の用材伐採から先月の山出しの様子も伝え、近日中に上社里曳きの写真も展示する。問い合わせは同館(電話0266・52・7080)へ。

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