患者6年連続過去最少 諏訪地区小児夜間急病センター

LINEで送る
Pocket

諏訪広域連合は、諏訪地区小児夜間急病センター(諏訪市四賀)の2015年度の患者数をまとめた。前年度比8・0%減の2900人となり、6年連続で過去最少を更新した。指定管理者として運営する同センター運営医師会の事務局は子どもの数の減少のほか、「罹患者数が多かった14年度に比べてインフルエンザの患者が減ったのが要因」としている。

15年度は1日平均7・95人が受診。前年度に比べて11~1月が毎月100人前後減った。一方でインフルエンザの流行が遅れたため2、3月は各60~90人ほど増えた。

市町村別の患者数は岡谷市427人、諏訪市926人、茅野市842人、下諏訪町220人、富士見町124人、原村95人の計2634人。下諏訪町、富士見町、原村は前年度を上回った。辰野町など諏訪地域外の県内は136人、山梨県などの県外は130人でともに微増となった。

センターは軽症小児患者の集中に伴う救急病院の小児科医の負担増大の解消を図るのが狙い。地方創生に向けた諏訪市の総合戦略では、19年度の利用者数の目標数値を4000人に設定している。広域連合は今年度、センターをPRするポスターを諏訪6市町村の保育園に改めて配るなど周知に努める方針。

センターは07年に開所し、患者数は新型インフルエンザが流行した09年度が5014人と最多。患者数が少ないのは良いものの、診療報酬が減った場合は6市町村が負担する管理業務委託料が増大する。今年度のセンター事業費2568万円のうち6市町村の負担金は1920万円で、昨年度比120万円増となっている。

おすすめ情報

PAGE TOP