2018年6月22日付

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諏訪市のJR上諏訪駅前から、つち音が連日聞こえてくる。開発の工事が着々と進んでいるようだ。7年前に閉店した老舗百貨店などの跡地に商業棟と住居棟が建つ▼商業棟には1階に核店舗のスーパー、2階にテナントや物販スペースが入るとのこと。周辺の住宅地には多くの高齢者が生活していることと思う。自家用車の利用がままならない人にとっては、歩いて行ける店の存在は心強いだろう。開発が駅前商店街の活性化につながるとともに、高齢者の大きな味方になることを期待したい▼3階には公共スペースが設置される。運営の在り方について検討が始まった。商業棟の名称は、人と人、未来への「架け橋」の意味を持たせたという「アーク諏訪」。店舗部分を含めて高齢者も気軽に利用でき、さまざまな年代、立場の人でわいわいにぎやかになれば楽しい▼仕事を探す60歳以上の人を対象に、諏訪公共職業安定所が18日に開いた就職面接会。40人が訪れ、さほど広くないながら会場はぎっしり埋まった。働く意欲のある人材を掘り起こし、人手不足に悩む企業との結び付きを図ろうという企画。来場者の一人は「自分でも気が付かない仕事が見つかるきっかけになれば」と話していた▼高齢化社会にあって、年を重ねた人たちが安心して生き生き暮らせ、知識や経験を生かせる場の提供がますます求められる。お年寄りが輝く未来を思い描きたい。

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