動けロボット 伊那東小でプログラミング教育

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開発者の額田さん(右)のアドバイスを受けて、段ボールロボットを起動させる児童たち

2020年の小学校でのプログラミング教育の必修化を見据え、伊那市の伊那東小学校でパソコンクラブがプログラミング教育の試行を始めている。NTTドコモが開発中のプログラミング教育用ロボット「embot(エムボット)」が教材で、21日は同社から開発者を招き、特別にアドバイスを受けた。

「ねえ、違う動きしてるよ」「設定したんだけど、何でだろう」、タブレット端末とロボットを交互に見詰めながら相談し合う6年生。フローチャートを点検し、もう一度スタートさせた。

同クラブには4~6年の児童20人が所属。2人一組になって1台ずつロボットを製作している。「1人でプログラミングする方法もあるけれど、学校では協同する力を身に付けさせたい」と顧問の田中愛教諭。端末操作に慣れている子どもたちは、試行錯誤しながら思い通り動くようにプログラムを作り始めた。

同校は今年開校120年。クラブでは音楽に合わせたプログラミングでロボットを動かし、お祝い映像を作って、11月の開校展やクラブ発表での披露を目指している。21日は、段ボールの本体をお祝いロボット仕様に装飾した後、電源を入れて、初めてのプログラミングに挑戦した。

クラブ活動には教育的な要素も含ませており、児童たちは暮らしの中にあるたくさんのコンピューターを意識しながら、コンピューターにしてほしいことを人が正確に伝えるためにプログラミングがあることも学んだ。

「embot」を開発した同社イノベーション統括部の額田一利さんは、子どもたちが真剣に取り組む様子を見学し、問われると、ヒントを与えた。プログラミング教育の普及で「電車の中でスマホを使ってプログラミングする時代が来る」とも予想し、子どもたちには「こういうものを作りたい、こんなことをやりたい、という気持ちをずっと忘れないで勉強を頑張って」と呼び掛けていた。

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